"Shooting Dogs" ルワンダの涙

communication-cafe2008-02-20

http://www.r-namida.jp/index.html
参加者 Mr.Tasty/kumiT/ハルちゃん/Dean/夏ちゃん

1994年におきた、ルワンダツチ族大量虐殺(GENOCIDE)を題材にした映画を鑑賞しました。
映画のオリジナルタイトルは、死体をむさぼる(scavenge)野良犬を兵士が撃つ様子からだそうです。


”Did the dogs shoot you?"(君が撃とうとしている)犬は君を撃ってきたのか?
映画の中で、無抵抗の人々を犬に例えてカトリック神父が兵士にこう問いかける場面が印象的でした。


見た目にも大きな違いがなく、同じ言葉を話し、同じ土地で生きている二つの民族がお互い殺しあうなんて、単一民族・島国ニッポンで生きる私たちにはなかなか想像もつかないですね。
この映画は実際に避難所となった学校が舞台になっていて、スタッフやエキストラも当時を経験した人たちが多く参加しているそうです。


今日の気になるフレーズ
Genocide 大量虐殺
butcher 元は肉屋さんの意味→転じて肉を切る様子から虐殺と言う意味で使われる
butch 男っぽい・男役の (butch hairstyle 男っぽい髪型)
scavenge ゴミなどの中から利用できるものをあさる・動物などが死体をあさって食べる
discremination 差別


NigeriaとNiger
黒人のことを俗語ではNegroと言ったりしますが、そもそもは西アフリカの共和国、
Niger(日本語ではニジェール)からきている言葉なのだそうです。
ニジェール人という意味で使われていた言葉がいくつかの言語を通して黒人を表すNegroとなっていったことは想像に難くありません。

ナイジェリアとニジェールは地図でみると隣同士の国なのですが、英語で発音するととても似ているので、同じ国だと思っていたメンバーがほとんどでした。